鳥の本
伝書鳩―もうひとつのIT (文春新書) 黒岩 比佐子 著
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かつては、通信の手段として、使われていた鳥・鳩。そんな鳩の歴史が、詳しく語られています。平和の象徴といわれる鳩ですが、伝書鳩の歴史は、戦争の話を避けてとおれません。人間の戦いに利用され、命を落としていった鳩がいかにも多かったかということが分かります。 今では、鳩の話題といえば、ドバトになってしまいますが、鳩を飼っている人は、伝書鳩やレース鳩をドバトといっしょに語って欲しくないという思いも伝わってきます。